【あらすじ】刑事コロンボ#1「殺人処方箋」って?

【あらすじ】刑事コロンボ#1「殺人処方箋」って?

さて、今回は私が大好きなアメリカのドラマ「刑事コロンボ」について書いてみたいと思います。

記念すべき第一作は「殺人処方箋」でした。

日本での初回放送は1972年。

【出演者】

コロンボ・・・ピーター・フォーク(小池朝雄)
レイ・フレミング・・・ジーン・バリー(若山弦蔵)
ジョーン・・・キャサリン・ジャスティス(高島雅羅)
キャロル・・・ニナ・フォック(谷育子)
バート・・・ウィリアム・ウィンダム(寺島幹夫) ※( )内は日本語吹き替えの声優名

 

愛人と共に妻を殺害した精神分析医レイ・フレミングと刑事コロンボの対決です。

「殺人処方箋」あらすじ

1.妻の殺害計画

物語はマンションの一室、ある夫婦の結婚10周年のパーティーシーンから始まります。

なごやかなムードでお祝いの会が進む中、電話が鳴ります。

それはパーティーの主役であり、精神分析医レイの愛人ジョーンからの電話。

どうやらパーティーを抜け出して会いたいという内容のようでした。

 

「今はパーティー中だ」と言いながら、何やら電話の相手に了承する医師。

患者からの要請だと嘘をつきながら外出するという夫に妻キャロルはもちろん大反対。

しかし、ゲストのおもてなしを妻に押し付け早々に出ていくのでした。

 

到着した先はもちろん愛人であるジョーンの自宅。

自宅のプールで無邪気に泳ぐ若い愛人に呼び出されたことを愚痴りながらも許している様子。

実はこの夫婦は長い間、仮面夫婦だったのです。

そして若い愛人とは既に妻を殺害する計画が出来上がっているようです。

 

しかも、これは殺害前日なんです!!

ヽ(゚Д゚;)ノ!!

 

 

パーティーもお開きとなり、夜中に帰宅するレイ。

起きて待っていた妻にいささか驚きながらも、クールに接しますが妻の怒りは治まらず「明日、弁護士を呼ぶ」というのです。

離婚は間違いなく秒読みですが、妻は離婚の前に精神科医の地位と名声を奪ってからだと宣言。

しかし、レイはすでに殺害計画のストーリーに踏み込んでいました。

 

それは嘘の旅行計画話。

レイは結婚10年目のお祝いとしてアカプルコへの旅行を計画しているという。

だから今日の外出はその旅行計画を友人に相談を含めたものだったというレイ。

妻のキャロルはすっかりご機嫌になり、挙句の果てにはレイをベッドに誘う始末www

 

キャロルに不意を突かれて、たじろくレイの表情に注目!!

ヾ(≧з≦)ゞブッ

 

2.殺害実行当日

翌日(殺人実行当日)、レイの精神分析医のオフィスにやってくる愛人・ジョーン。

もちろんジョーンは受付にはレイの患者ということになっています。

二人きりになったレイとジョーン、オフィスの部屋では殺害計画の確認が綿密に確認しあう。

 

しかし、ここで少し気になるのがこの若い愛人ジョーン、少しメンタルが弱いせいか急にテンパる様子。

この人・・・何か失敗しそうだな・・・。

(´・ω・`)

 

もちろんプロでない限り、殺人なんて誰でも始めてのことだから当然でしょうがそれにしも危なっかしいです。

そんなジョーンをなだめながら、淡々と準備をすすめるレイ。

 

夜になりレイのマンションでは妻のキャロルが嬉しそうに旅行の準備を進めていました。

その様子を冷静にみているレイ。

レイはキャロルにハウスキーパーへわざわざ電話をさせる等、アリバイ工作を着々と進めていました。

これまでの冷え切った二人の生活を改め、前向きに考えなおすというキャロル。

しかし、実際はそうではありませんでした。

 

つづけて鼻歌混じりに準備を進めるキャロルをよそにキャロルを絞殺するための手袋をはめるレイ。

やがて静かにキャロルに近づいていくのでした・・・

 

 

妻の首を絞め、急いで友人・バートンからの電話にも対応するレイ。

泥棒の仕業に見せかけるための準備に隙がありません。

そしてドアのチャイムが・・・愛人であるジョーンが到着したのです。

部屋のピアノの足元に横たわる妻の様子に震え上がるジョーン。

 

レイは愛人に妻のワンピースを渡し、化粧やかつらなど妻の外見に似せるよう指示していました。

ジョーンを妻に似せて、これから二人で出掛けることでアリバイをつくるようです。

またレイはジョーンに電話をかけさせ、翌日のクリーニング回収を依頼していました。

そして二人はアカプルコへ出発すべく、部屋を出ていくのでした。

 

細かな演出ではありますが、電話の受話器に指紋がつかないようにレイは自分のポケットチーフをジョーンに使わせます。

テンパっているジョーンは受話器に巻いたポケットチーフをそのままにしてしまい、部屋の電気が消されるのですが、クローズアップされたその受話器に伸びてきた手が・・・

もちろん、レイです。

ポケットチーフを取りに部屋にわざわざ戻ってきたのです。

ここでレイがいかに冷静で、ジョーンはこれ以外にも出掛ける直前にサングラスが見当たらないと言って焦ったりと、完全に舞い上がっているかがよく分かるシーンでありました。

 

3.飛行場でのケンカ芝居

空港ではレイと妻に扮した愛人のジョーンがいました。

落ち着きのない愛人冷静な精神科医

スーツケースに詰め込まれた盗品と思わせる自宅の銀製品は何事もなかったかのように飛行機に積み込まれていくのでした。

 

飛行機の中では今後の計画の確認のあと、予定通りのケンカ芝居を始めます。

怒った芝居のジョーンが飛行機を降りてしまうというもの。

この飛行機を降りたことで妻は一人になり、マンションに帰宅後、強盗に殺されたという設定のようです。

そっと飛行機の離陸を見送るジョーン。

 

 

自前の服に着替えたジョーンがレイのマンションに戻り、来ていたキャロルのワンピースをクリーニングの回収袋に入れて立ち去ります。

一方、アカプルコに到着したレイは釣りをしながら、自宅から持参した銀製品を静かに海に捨てていくのでした。

 

表情も大して変えず、淡々と計画をこなしていくレイ。

人の心理を仕事にしているせいか本当に自信満々・・・

(゚Д゚;)

 

4.帰国したレイのマンションでコロンボとの対面

アカプルコの旅行を終え、自宅マンションに戻ってきたレイ。

全てが彼の計画なので、部屋の中には妻が横たわっていた場所に人型のビニールテープが貼られているのにも驚く様子はありません。

だって、自分が手をかけた殺人だもんねー。

恐らく、前日にキャロルに電話をさせていたハウスキーパーが発見して通報、現場検証が行われたという感じでしょうか。

 

部屋を見ながら窓の方を向き立っているレイの背後から声がしました。

ここで登場!!コロンボ警部!さすがに若い!!www

第一話ですがヨレヨレのコートはもうアイテムになっている様子です。

 

「フレミング先生・・・」と突然、背後から声を掛けられ始めて驚くようすのレイ。

コロンボによる簡単な自己紹介のあと、現状報告を受けますが、ここで驚くべき事実が発覚するのです。

「何者かが侵入して(奥さんを)殺そうとしたんです」と。

 

一度は聞き逃しそうになったレイは「!!!!」

 

「こ、殺そうとした!?」

 

そう、キャロルは死んでいなかったのです。

 

ストーリーが始まって以降、初めて焦る様子のレイ。

 

「意識は?」「容体は?」「話は出来るのか?」とコロンボに質問を続けるレイ。

そりゃそうですよね!妻があの夜のことについて、口を開けばレイの人生はアウトなんですから。

 

早々に病院に向かおうとするコロンボとレイ。

ここでレイに追い打ちをかけるような出来事が・・・愛人のジョーンが電話をかけてきたのです。

コロンボの手前、慌てて場を繕いますが気まずさ100%ですね。

 

ジョーン、タイミング悪すぎ・・・あとでレイに怒られるぞ~

(;´Д`A “

 

病院に到着した二人は受付で妻のキャロルに会いに来たというが「面会謝絶」だという事務的に返す看護師。

待ち時間の間にコロンボにもなんとか情報を聞き出そうとするレイの内心が「気が気ではない」のがよく分かります。

レイが懸命にコロンボの捜査状況を聞いているところへレイの友人、バートンが駆けつけてきた。

 

このバートン、地方検事局に勤めているらしい。

コロンボはバートンにレイに対する疑問を投げかけるが「そんなはずはない」と一蹴。

 

 

この1作目、コロンボのキャラクターについて周知の事実ではなかったでしょうが、捜査に対する細かさはもう出来上がっています。

 

病室のほうへ向かうレイはバートンの付添を断ります。

部屋の前で警備している警官に「立ち入り禁止」だと言われ、詳しく聞くとキャロルの意識が戻ったとのこと。

 

レイ、絶体絶命!!!

∑((((((゚д゚;ノ)ノ

 

そのあと、病室から出てきた医師にキャロルの死を聞かされる。

このときレイは生きた心地がしなかったでしょうね。

とにかく、首の皮一枚つながった感じのレイでした。

 

5.コロンボの捜査が続く

日常に戻り、診察を再開した様子のレイにコロンボが近寄ります。

まだ犯人が分からないという。

オフィスで話をする二人、雑談のようで雑談ではない・・お互いの駆け引きにヒリヒリします。

やがて時間が午後2時に・・・秘書から予約の患者が来たという内線が入る。

これ幸いにとレイはコロンボに引き取りを願うが・・・

そう、この患者というはあの殺人現場となったマンションでコロンボと対面した際に掛かってきたジョーンからの電話にとっさについた嘘の話によって患者扱いされた愛人・ジョーンの来院だったのです。

 

コロンボはそれをちゃんと覚えていて、わざわざ医師の自宅にまで電話してくる「患者」を確認しに来たようでした。

ここでコロンボはジョーンとここで初めての面識を持ちます。

何気ない短い会話でしたがコロンボの収穫は多大なものだったでしょう。

 

 

コロンボと自分の愛人が言葉を交わしたことを不快そうに愚痴るレイ。

やっぱりジョーンは少し頭が弱いかも・・・。

レイの事後確認にジョーンのミスが発覚もあり、レイはイラつき気味。

 

ジョーンには表向き、優しく接してるレイですが、常に冷酷なキャラ・・・怖すぎます。

 

やがてレイのマンションではコロンボも到着し、再び部屋を調査しています。

そこへ電話が入り、妻・キャロル殺害の犯人が自首したと言うのです。

警察の取り調べ室では犯人だと名乗り出た男、トミーの調査が始まっていました。

犯行に至るまでの経緯を供述しますがしかし、それはほとんどが新聞記事の出ていたもの。

恐らく強迫観念に駆られ自首癖があるのでしょう。

結局、このトピックスはこのまま終わってしまいました。

コロンボとレイとの会話の中で、レイは「犯人は私ではない」と宣言、それに対し「当然だ」というコロンボ。

しかし、レイから離れないコロンボを鬱陶しく感じ、友人のバートンを使ってレイはコロンボに圧力を掛けますがそれも話のネタにしてまだ近寄ってくるコロンボ。

 

レイのイライラ感が表立ってきましたねwww

 

ある夜、レイのオフィスでお酒を飲みながら話すコロンボとレイ。

少しずつ核心に向かって踏み込むコロンボ。

レイは精神科医の分析を使って攻撃(口撃?)しますが、ここはやはりコロンボのほうが上手でしょう。

 

そしてついにコロンボのターゲットは若い愛人・ジョーンに・・・。

女優をしているジョーンの撮影所にまで押しかけ、静かに追い込んでいきます。

連日の張り込みに完全に不安に呑み込まれた愛人は落ち着かず、夜も眠れない様子。

唯一、話ができるレイに冷たくあしらわれ、ジョーンはまさに八方塞がり状態。

 

6.冷酷なレイは自分の言葉で墓穴を掘る

ある日、レイのオフィスでは診察の予約を入れていたジョーンが姿を見せないため、秘書に電話をさせるが電話に出たのは警察の人間。

気になり、オフィスを出たレイはジョーンの自宅に向かうが到着するとパトカーや救急車が止まっており、その中にコロンボの姿もみえる。

 

「ジョーンさんが自殺を図った」と聞いたレイが庭のプールに目をやると水着姿の女性が警官に引き上げられているところでした。

ジョーンの自殺をコロンボに責め立てるレイ。

コロンボは自分の非を認めつつもレイに「おめでとう!一生安泰だね」という。

しかし、レイは冷静に微笑みながら「妻を殺したのは自分のためであって、大部屋女優(ジョーン)のためではない」と言い、「例え一緒にいたとしても事故で死ぬこともあるだろう」と答える。

 

あらら、レイさん、言っちゃったのねー・・・

 

すると背後から「そこまで計画したあったの!レイ!!」という言葉が。

 

驚いて振り向くとそこには死んだはずのジョーンが立っていた。

 

プールに目をやれば水着姿で水中が引き上げられていた女性は全くの別人で。(もちろん生きている)

あっけにとられたレイを横目にコロンボはジョーンに自供を促す。

素直に応じ始めた様子のジョーンを背に、レイは茫然とシガーケースからタバコを取り出すのだった。

 

 

 

<完>

 

刑事コロンボ#1「殺人処方箋」の感想

このシーンのあと、恐らくジョーンの自供によってレイも逮捕されるのでしょうね。

第一作目のコロンボは見ている側が照れるほど若くて、まだまだ青い感じがしますが全く古さを感じさせないテンポの良さは何ら抵抗なく見終えることが出来ます。

刑事コロンボが大好きな私としては「やっぱり刑事コロンボ楽しい!!!」と思えた作品でした。

これからも「刑事コロンボ」ストーリー紹介(ネタバレ有り)を綴っていきたいと思いますのでどうぞお楽しみに!!!

 

今回、ご紹介した作品について

今回、ご紹介した作品について「一度、ゆっくり観てみたい!!」とおもわれた方はこちらから購入できます!!

長年、絶大な人気を誇ってきた「刑事コロンボ」をご自宅で是非ご鑑賞ください。

 

刑事コロンボ傑作選 殺人処方箋/死者の身代金 [Blu-ray]

新品価格
¥1,391から
(2018/9/19 10:32時点)