【あらすじ】整形シンデレラ#3「涙は美人の特権(1)」

【あらすじ】整形シンデレラ#3「涙は美人の特権(1)」

今回、ご紹介する作品はコミック「整形シンデレラ」です。

原作は四ツ原フリコさん。

 

自分の顔、好きですか?

エラの張った輪郭、腫れぼったいまぶた、大きめの鼻、分厚い唇・・・卑屈なブスOLの橘凛(たちばな・りん)

同期で同い年の貝塚凛(かいづか・りん)は社内一番の美人で同じ名前「凜」が災いして比較されては惨めな思いをしている。

 

「ブスの人生は終わってる」

 

そう思いながら生きている橘凜だったが、ある日、宝くじがあたり1千万円を超える配当金を手に入れる。

会社の合コンで再び貝塚凛と比較され、笑われた橘凜は整形を決心。

同僚たち誰もが驚く容姿で出社した橘凜だった。

 

それでは#3をご紹介していきましょう!!

 

 

整形シンデレラ

 

#3:涙は美人の特権(1)

 

いつもの女子更衣室。

 

周囲の視線も気にせず、橘凜はこれからのことを考えていた。

 

整形を続けるか・・

 

メイクで頑張るか・・

 

顔の下半分を整形したがまだ自分の思う「美人」ではないようだ。

 

宝くじで大金を手にしたとはいえ、全部使ってしまうのは怖い

 

将来、整形したところが劣化してくるかもしれないし、そうなるとメンテナンスも必要となってくるだろう。

 

いろいろ考えた結果、橘凜は新しい整形手術は行わず、髪型や洋服で変えていこうという結論に至った。

 

 

ロッカールームで着替えが終わると同僚に挨拶し、退室する橘凜。

 

声に出せなかった周囲の同僚たちが一斉に口を開いている。

 

「どうしちゃったの?!橘さん!!!」

 

「えっ あれ何!?整形!?うっそ!マジで!!」

 

「そんなに気にしてたのかなー!整形って相当お金かかるよねぇ?」

 

「うわー!びっくりしたー!!

 

更衣室を出た途端なのでもちろん橘凜にも聞こえている。

 

 

 

更衣室の中では貝塚凛もおり、同僚に同意を求められるが、

「どうしたんだろうね・・橘さん」とつぶやくのだった。

 

 

そんな様子を橘凜は気にしてなかった。

 

<なんとでも言えばいい>

 

<私は・・これから夢を叶えるのですから>

 

 

橘凜は洋服のショップに来ていた。

 

憧れのブランドのショップを前に興奮していた。

 

上品で華やかな春の服たち!!!

 

が、しかし。

 

橘凜は”服を買いに行く服”を持ってなかったのだ。

 

 

 

 

確かに気が付けば通販で買ったセーターに雑誌のふろくのカバン、くたびれたジーパンを履いている。

Σ(|||▽||| )

 

 

橘凜が店の前で立ち尽くしていると明るくノリノリな店員が声をかけてきた。

 

自分があまりに場違いに感じられ逃げるようにして店をでてしまった。

 

 

せっかく自分を変える決心をしたのに!!

 

後悔しまくりの橘凜。

 

 

すると背後から

 

「すみませぇん」と声を掛けられる。

 

「美容室でーす!カットモデル探してるんだけど・・(お願いできませんか?)」

 

 

凛ちゃん、人生初めてのことだらけ!!

Σ(゜ロ゜;)ナニー!!!

 

 

驚きで体内を電流が流れている様子・・・。

 

「え!?私!?」と確認するが、どうやら間違いないようでフリーズしてしまった。

 

「迷惑だったかしら?」とおねえ言葉の美容師さんが心配する。

 

「びっくりさせてごめんなさい・・じゃあ・・」と美容師が立ち去ろうとした瞬間、

 

「お兄さんに切ってもらったら!!私でも、綺麗になれますか!?」と恥を承知で聞いてみるのだった。

 

 

 

そりゃ戸惑うよねー。

今まで自分を目立たせないように生きてきたんだから。

突然スポットライトが当たったような感じだもんね。

でもせっかく変わる決心をしたんだから楽しんで欲しいなー!!

(O´∀`)

 

 

いつの間にやら二人は喫茶店で話し込んでいる。

 

これまで一連の流れを説明したようだ。

 

「・・で、そいつらを見返す意味でもきれいになりたいと」

 

おねえ言葉を使うお兄さんのほうが熱くなって話を聞いてくれているようだ。

 

 

「何それ!最悪!!!

ムカつくわねー!その合コン!!」

 

 

橘凜は話を戻してカットモデルの話題を振ると

 

「まあ私は新人だから、あなたの魅力を100%引き出せるかはわからないけど、私がカットした後に店長に仕上げてもらうことはできるわよ」

 

 

カットモデルの交渉は即座に成立した。

 

カットの時間調整だけでなく、メイクの仕方や服なども協力してくれるという。

 

 

美容師さん、めちゃくちゃ良いヒトー!!!

(´⌒`。)

 

 

カットモデル以外にいろいろ協力してくれているので、橘凜は「なんでそんなに親切なのか?」と思わず聞いてしまった。

 

 

すると、おねぇ言葉の林さんは

「あたしもこんなだし、他人から笑われることがあるから・・綺麗になりたいって人を応援したいと思っちゃうのよね」と答えてくれた。

 

ただ合コンで橘凜を笑った人間を許せないようで

「でも本当に失礼な奴らもいたもんね!」

「橘ちゃん、普通にかわいいじゃない」

と怒っている。

 

 

橘凜は自分の整形の話は出来なかった・・。

 

 

心になにかシコリが残った橘凜。

 

一方、林のカットは女の子らしいふんわりした仕上げの橘凜の憧れそのままだった。

 

 

<#3 おわり>

 

かんかんの「整形シンデレラ#3」感想

 

整形後、日常生活が始まった橘凜とその周辺には異様な空気が流れている。

周囲に一切の交わりを求めない橘凜と、橘凜の突然の変貌を知りつつも直接は踏み込めない同僚たち。

せっかく綺麗になる決心をしたんだから心も丸く持たないともったいないかなー・・。

これまで自分のことを笑ってきた人たちだから、難しいのも分かるけど。

まだ橘凜の笑顔がないのが気になります。

もっと周囲に優しく、そして笑えるようになったらいいね。

 

次回、#4をどうぞお楽しみに!!

 

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