【あらすじ】ユリゴコロ#1(コミック版)

【あらすじ】ユリゴコロ#1(コミック版)

今回、ご紹介する作品はコミック「ユリゴコロ」(コミック版)です。

原作:沼田まほかるさん、作画:亜月亮

 

ベストセラー「ユリゴコロ」がコミック化されました。

最近では映画化もされ、話題の作品となっています。

ある一家に起こる不幸な出来事。

実家の押し入れから見つかった殺人の告白が綴られたノート。

これは作り物?それともリアル?

そして真実はどこに?

 

それでは#1-1をご紹介していきましょう!!

 

ユリゴコロ

 

#scene.1-1

 

 

あの時にはまだ何一つ損なわれていなかった・・・

 

 

恋人の千絵を家族に会わせるために忘年会を口実に家族で集まったのは去年の冬。

 

父も母も弟の洋平もみんな、千絵をひと目で気に入ってくれて酒を酌み交わしながら盛り上がった。

 

僕は近いうち千絵と結婚するつもりでその将来を疑っていなかった。

 

これから先もいつだって家族みんなで元気に顔を合わせられると思い込んでいた。

 

その直後、次々と襲いかかってきた不幸のどれひとつをも予想することなんて出来なかったのだ。

 

 

あれから

もう半年以上の月日が経つ・・・

 

 

亮介は弟の洋平と携帯で連絡を取り合っていた。

 

父の様子をみに実家に立ち寄ってみたが父親はあいにく留守で、どこに行ったか分からないのだ。

 

弟の洋平は無関心なもので父の行先について適当なところを上げている。

 

「か、具合が悪くなって二階で寝てるとか・・?」と洋平は思い付きで返事をしている様子で、それ以上は進展しそうになく亮介は

 

「一応、確認してみる」と家の中に入る。

 

洋平は昼間に仕事を抜けて実家に立ち寄っている兄・亮介の心配をした。

 

亮介会員制のドッグラン付きカフェを経営しているのだ。

 

洋平は亮に「まー頑張んなよ!そのうち千絵さんも帰ってくるって」と言った途端、電話が切れる。

 

「地雷踏んだか・・」と洋平は思わずつぶやいた。

 

 

 

・・不幸の始まりは千絵の失踪だった

 

 

あの忘年会からふた月も経たないうちに・・

 

 

千絵は突然、姿を消したのだ。

 

 

 

亮介のカフェの従業員だった千絵。

 

出勤してこない千絵を心配してアパートに行ってみると、部屋はすでに引き払われていて空っぽだった。

 

 

「どうして?!」

 

 

わけがわからず千絵の行きそうな場所を片っぱしから探したが行方はつかめないままだった。

 

そのショックも冷めないうちに・・・

 

 

父のすい臓がんが発覚

 

 

診断されたときにはもう末期の状態手術も出来ないということだった。

 

父は頑なに延命治療を拒み、家族は近い将来、父を失うという覚悟を決めたのだった。

 

 

その矢先、母親のほうが先に交通事故であっけなく命を落としてしまった。

 

 

 

母が交通事故にあったとき、母は父と一緒だった

 

父の話によると

「二人でばあさんの見舞いに行った帰りに歩道の信号待ちをしていたら、なぜかフラッと道路に踏み出して・・・」

 

事故のときの様子を語る父。

 

母、つまり父にとっては妻の死を目の当たりにして嘆き悲しむわけでもなく、父は落ち着いていた

 

自分も死を迎える覚悟が出来ているせいなのか・・・

 

 

亮介は実家の2階に上がり、部屋のふすまを開けた。

 

 

父の姿はなく、どこにもいない。

 

 

部屋を出ようとする亮介の視界に部屋の押し入れの隙間が目に入った。

 

 

亮介は押し入れに近づき、ふすまを開ける。

 

するとダンボールに入った荷物が一つ落ちてきた。

 

ダンボールの中に入っていたのは女性用のハンドバッグとノート4冊

 

亮介の家族は父、母、亮介、弟の洋平と4人家族女性は母親だけ

 

 

でも母がそのバッグを持っているところを見たことはなかった。

 

ふと、亮介はそのカバンを持つ女性の姿がぼんやり思い浮かんだ。

 

 

自分はこのバッグを知っている気がする・・・

 

 

見覚えがある?

いつ?

母さんのものなら記憶にあるのは当然だが・・・

 

はっきりと思い出せない。

 

 

バッグの中には封筒のようなものが入っていて表書きには「美紗子」と書いてある。

 

 

「美紗子」?

 

やっぱり母さんのバッグかな?

 

そう思って、ふと中身を見ると束ねた髪が入っていた。

 

 

遺髪!?

 

 

母の葬儀は二か月前・・・

 

その髪には白髪がなく、母の物だとしたらもっと、ずっと若いころのものだろう。

 

 

本当に母の髪の毛であるなら、実際に亡くなる時よりずっと前に用意されていたものではないか。

 

 

これは、なんのために?!

 

 

亮介の脳裏に幼いころの記憶がよみがえる。

 

 

<回想シーン>

 

 

「違うよ!!この人、おかあさんじゃない!!」

 

 

<#1-1 おわり>

 

 

 

かんかんの「ユリゴコロ#1」感想

 

まだまだ本題には入っていませんが完全にこの世界に取り込まれてしまいました。

以前から気になっていた作品だったのですが、なかなか踏み込む機会がなくて来てしまいました。

今回、ようやく手に取ることが出来たのですがやっぱり面白そう!!

見えない闇?恐怖?がすぐそこにあるような感覚。

私自身が楽しんでご紹介できそうです。

是非、ご一緒にこのユリゴコロの世界を楽しみましょう!!

また是非、サイトに遊びにいらしてくださいね!!

次回、#2をどうぞお楽しみに!!

 

【あらすじ】ユリゴコロ#2(コミック版)を読む

 

関連記事はこちら

 

【あらすじ】RISKY~復讐は罪の味~#1「鼻持ちならない女」

【あらすじ】ゴミ屋敷とトイプードルと私#001<明日香編>

【あらすじ】明日、君に好きって言う。#1

【あらすじ】僕たちは誰にも言えない恋をした#1