【あらすじ】ユリゴコロ#8(コミック版)

【あらすじ】ユリゴコロ#8(コミック版)

今回、ご紹介する作品はコミック「ユリゴコロ」(コミック版)です。

原作:沼田まほかるさん、作画:亜月亮さん

 

ベストセラー「ユリゴコロ」がコミック化されました。

最近では映画化もされ、話題の作品となっていますよね。

 

ある一家に起こる不幸な出来事の数々

実家の押し入れから見つかった殺人の告白が綴られたノート

小説とは思えないまるで「殺人鬼の告白手記」のような内容。

読めば読むほど混乱する亮介

「わたし」とは一体誰なのか?

父か?

母か?

全く別の人物か?

それでは#8をご紹介していきましょう!!

 

ユリゴコロ

 

#scene.2-4

 

ノートの中の「わたし」は高校を卒業し、専門学校に通っていた。

 

その中で一人の女性と口を利くようになった。

 

女性の名前は「みつ子」、但し、これは仮名・・。

 

 

みつ子は手首に包帯を巻いていた。

 

「手、どうしたんですか?」と「わたし」が聞く。

 

みつ子は隠すこともせずに「ああ、これ?昨日、また切っちゃった」と答えた。

 

 

 

リストカット

 

 

 

みつ子は日常的に繰り返しているようだった。

 

最初は興味本位だったようだが、いつのまにかやめられなくなってしまったらしい。

 

血は温かく、傷口から流れ出る血はとても気持ちがいいというのだ。

 

「わたし」はみつ子と親しくなり、みつ子のアパートにも行くようになっていた。

 

 

 

自分で自分を切る行為・・

 

 

 

 

リストカットについては、さすがの「わたし」も理解できなかったらしい。

ここにユリゴコロは無いんだね・・

(;´Д`)

 

 

 

「わたし」はいつのまにか、みつ子にリストカットを止めさせたいと考えるようになっていました。

 

どういうわけか・・・

 

もし、「わたし」がいつか私の手によってみつ子が死ぬことになってしまったとしても、彼女にこれ以上、自身を切らせたくないと思っていたのです。

 

 

ある日、「わたし」はみつ子に自分の目の前でリストカットをして欲しいとリクエストした。

 

 

みつ子は言われた通り、「わたし」の前でリストカットを見せてくれた。

 

 

カッターナイフが手首の上を通ったあとに傷口から出てくる血液

 

 

「わたし」は今度は自分が、みつ子の手首にナイフの刃を滑らせてみた。

 

切られた傷みでみつ子の顔が少し歪むと、手首の二本目の傷口からも血液が出てきた。

 

 

 

「・・次は私を切ってみてください」

と「わたし」はみつ子にリクエストする。

 

 

 

 

みつ子は嫌がったが、「友達のしるし」だと「わたし」の手首に刃物による傷を入れさせた。

 

みつ子と「わたし」、2つの手首の傷口から流れ出す血液。

 

 

みつ子は思わず泣き出してしまった。

 

 

みつ子の涙の理由は何だったのでしょう・・・

みつ子が「わたし」の手首を切ったショックだったのか、「わたし」がリストカットをやめさせようとしてくれた気持ちが分かったからなのか、同じリストカットを共有(?)できてうれしかったからなのか・・・

いろいろ受け取り方はあるようでちょっと考え込んでしまいました・・

(´⌒`;)

 

 

「わたし」はみつ子に他人の手首を切らせることで、みつ子が自身に向かう衝動を変えようとしたようなのだが・・

 

 

 

みつ子のアパートからの帰り、近所のラーメン屋の従業員がいつものように声をかけてきた。

 

 

能天気なラーメン屋の従業員のナンパに

「本当に送ってくれますか?」「わたし」は聞いてみた。

 

 

道の途中、長い下り階段の踊り場まで来たところで「足が痛くなっちゃって」「わたし」はその場にしゃがみ込んだ。

 

 

「下までおんぶしてくれますか?」という相談にラーメン屋の従業員は快く応じてくれた。

 

 

彼が階段の間際で「わたし」に背中を向けしゃがんでくれたところを・・

 

 

「わたし」は思いっきり従業員の背中を蹴り落した

 

 

 

 

・・私の身体の中ではみつ子の腕を切った時にこみ上げてきた興奮が行き場を求めて渦巻いていました。

 

 

 

 

悲鳴をあげる間もなく、ラーメン屋の従業員は長い階段を転がり落ちて行きました。

 

 

 

<#8 おわり>

 

かんかんの「ユリゴコロ#8」感想

 

なんなんだろう?

このノートの世界。

一人でノートを読んでいる亮介はどういう思いで読んでいるのか・・・

混乱で気がおかしくなりそうにならないのかな?

わたしはこうして「ユリゴコロ」の世界に踏み込んでいるだけで頭がクラクラします。

見えない狂気がすぐそこにあって、自分も引きづり込まれてしまいそうな感覚。

それに「わたし」はどうしてみつ子ではなく、ラーメン屋の従業員で渦巻く闇を満たそうとしたのだろう?

みつ子とは相通じるものがあったからなのか?

結局はみつ子に手をかけることになったとしても、今でなかったのはなぜ?

この不安な暗闇はいつか晴れるのかな・・・

次回、#9をどうぞお楽しみに!!

 

【あらすじ】ユリゴコロ#7(コミック版)に戻って読む

みつ子、逝く。リストカットとユリゴコロ【ユリゴコロ】#9(コミック版)を読む

 

関連記事はこちら

 

【あらすじ】RISKY~復讐は罪の味~#1「鼻持ちならない女」

【あらすじ】整形シンデレラ#1「ブスは人生終わっている(1)」

【あらすじ】ゴミ屋敷とトイプードルと私#001<明日香編>

【あらすじ】明日、君に好きって言う。#1

【あらすじ】僕たちは誰にも言えない恋をした#1